Scientific Linux 6.0(x86_64)のインストールと設定

RHEL6(2010年11月10日にリリース)のクローンであるScientific Linux 6.0(2011年3月3日にリリース)の64ビット版をASUSのノートPC、 K52F-SXP6200にインストールしました。

参考URL:
 ・Scientific Linux 6.0:http://www.scientificlinux.org/news/sl60
 ・Scientific Linux - ウィキペディア:http://ja.wikipedia.org/wiki/Scientific_Linux
 ・CentOS - ウィキペディア:http://en.wikipedia.org/wiki/CentOS
 ・レッドハット社:http://www.jp.redhat.com/
 ・Red Hat Enterprise Linux 6の技術的詳細:http://www.jp.redhat.com/rhel/server/details/

CentOS6.0がなかなかリリースされませんが、その状況については以下のURLが参考になります。6/20頃には出るのかも知れません。しかし今後どうなるか不透明な感じで、Scientific Linuxの方が永続性がありそうな気もします。
 ・Karanbir Singhさんのブログ: http://www.karan.org/blog/index.php
    (この人がプロジェクトの実質的なリーダーのようです。)
 ・QAチームによるスケジュール: http://qaweb.dev.centos.org/qa/
 ・Dag Wieersさんのブログ: http://dag.wieers.com/blog/centos-devel-ml-feels-like-devnull
    (この人のリポジトリを私はよく利用させてもらってます。)
 ・The CentOS-devel Archives: http://lists.centos.org/pipermail/centos-devel/

[OSのインストール]

Windows 7がプリインストールされているASUSノートK52Fにマルチブートでインストールしたので、ディスクパーティションを「カスタムレイアウトを作成する」で設定した以外はデフォルトの設定でインストールした。インストールのタイプもデフォルトの「Desktop」でインストール。

なお、タイムゾーン設定の画面ではデフォルトの「アジア/東京」でよいのだが、「システムクロックでUTCを使用」はデフォルトではチェックが入っている。このままだと、/etc/adjtimeにはUTCと記述され、システムシャットダウン時のRTC(Real Time Clock)への書き込みはUTCで行われる。MS WindowsはRTCをローカルタイム(JST)で利用しているため、9時間のずれが出てしまう。この場合は/etc/adjtimeの記述をUTCからLOCALに書き換えて、MS Windowsと同じく、RTCをJSTで利用するように設定すれば良い。

[アプリケーションの追加と設定]

- Firefox
 Flashプラグインのインストール:Flash Video用
   http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
 Javaプラグインのインストール:Java Applet用
   http://java.com/ja/download/linux_manual.jsp?locale=ja&host=java.com
 Flash Video Downloaderのインストール:Flash Videoのダウンロード用
   https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/flash-video-downloader-youtube/

- Thunderbird
 単にScientific Linuxのリポジトリからインストール
  # yum install thunderbird

- サウンド
 不具合:ヘッドフォンのプラグを差しても、スピーカーからヘッドフォンに切り替わらない。
 対処法:カーネルのアップデートで解決。2.6.32-71.el6.x86_64 => 2.6.32-131.2.1.el6.x86_64
  # yum update kernel

- DVD動画の再生(3種類のアプリで利用できるようにした)
 vlc:リポジトリrpmforgeからyumでインストール
 mplayer + gnome-mplayer:mplayerはリポジトリrpmforgeから、gnome-mplayerはリポジトリatrpmsからyumでインストール
 xine-lib + gxine:リポジトリrpmforgeからyumでインストール

 上記のいずれのアプリでも、DVD動画の再生にはパッケージlibdvdcss(Portable abstraction library for DVD decryption)が必要である。
 libdvdcssはリポジトリrpmforgeからyumでインストールできる。
 なお、gxineをインストールすると、依存関係でlibdvdcssもインストールされる。

 libdvdcssがインストールされていないと、DVD動画を再生しようとすると次のようなエラーメッセージが出る。

[ 343.335801] sr 1:0:0:0: [sr0] Sense Key : Illegal Request [current]
[ 343.335804] sr 1:0:0:0: [sr0] Add. Sense: Read of scrambled sector without authentication
[ 343.335809] sr 1:0:0:0: [sr0] CDB: Read(10): 28 00 00 01 bb 4f 00 00 01 00
[ 343.335816] end_request: I/O error, dev sr0, sector 453948

- gimp:画像の加工・編集
 単にScientific Linuxのリポジトリからインストール
  # yum install gimp

- IPAフォント
 OpenOfficeで利用できるように以下のサイトからダウンロードしてインストール。
  ftp://fr2.rpmfind.net/linux/fedora/releases/15/Everything/x86_64/os/Packages/

  ipa-gothic-fonts-003.02-6.fc15.noarch.rpm
  ipa-mincho-fonts-003.02-5.fc15.noarch.rpm
  ipa-pgothic-fonts-003.02-6.fc15.noarch.rpm
  ipa-pmincho-fonts-003.02-5.fc15.noarch.rpm

私がよく利用する以下のアプリケーションはタイプDesktopでインストールした時のものをそのまま利用できる

 - OpenOffice:ワープロ、表計算、プレゼンテーション、描画などのオフィススイート
 - gedit:テキストエディタ
 - rhythmbox:音楽の再生・保存
 - gthumb:写真アルバムの作成

個々のアプリのインストール・設定・操作については、今後のブログ記事で書いていく予定です。