CentOS Project shifts focus to CentOS Stream:CentOS8とStream8のパッケージを比較(2)

(前回からの続き)

CentOS 8 と Stream 8は以下のようにリリースされています。

・2019年12月19日 Stream-20191219
・2020年4月28日 RHEL 8.2
・2020年6月15日 CentOS 8.2
     ...(この間に11回のStreamリリースあり)...
・2020年10月30日 Stream-20201030
      Δ(small delta)
・2020年11月3日 RHEL 8.3
      Δ(small delta)
・2020年12月3日 Stream-20201203
・2020年12月7日 Centos 8.3
・2020年12月10日 Stream-20201210
・2020年12月11日 Stream-20201211 (現時点の最新版)

今回はStream-20201030、CentOS 8.3、Stream-20201203のISOイメージをそれぞれ/mnt/stream20201030、/mnt/centos8.3、/mnt/stream-20201203にマウントして、BaseOS/PackagesとAppStream/Packagesの下のパッケージの数とバージョンを比較してみました。

【Stream-20201030 と CentOS 8.3 を比較】
BaseOS:

・centos8.3のパッケージの数:1695
・stream-20201030のパッケージの数:1696
・同じパッケージの数:1367
・バージョンが異るパッケージの数:324
・削除されたパッケージの数:5
・新規に追加されたパッケージの数:4

AppStream:

・centos8.3のパッケージの数:5685
・stream-20201030のパッケージの数:5767
・同じパッケージの数:4918
・バージョンが異るパッケージの数:736
・削除されたパッケージの数:113
・新規に追加されたパッケージの数:31

【CentOS 8.3 と Stream-20201203を比較】
BaseOS:

・centos8.3のパッケージの数:1695
・stream-20201203のパッケージの数:1699
・同じパッケージの数:1104
・バージョンが更新されたパッケージの数:587
・削除されたパッケージの数:4
・新規に追加されたパッケージの数:8

AppStream:

・centos8.3のパッケージの数:5685
・stream-20201203のパッケージの数:5784
・同じパッケージの数:4414
・バージョンが更新されたパッケージの数:1253
・削除されたパッケージの数:18
・新規に追加されたパッケージの数:117

以下はいくつかの重要なパッケージのバージョンを比較した表です。

パッケージ Stream-20201030 CentOS(RHEL) 8.3 Stream-20201203
kernel 4.18.0-240 4.18.0-240 4.18.0-240
systemd 239-40 239-40 239-42
NetworkManager 1.28.0-0.1 1.26.0-8 1.30.0-0.2
dnf 4.2.23-4 4.2.23-4 4.2.23-4
gnome-shell 3.32.2-21 3.32.2-20 3.32.2-21

あとからリリースされたCentOS(RHEL) 8.3のNetwokManagerとgnome-shellのバージョンが前にリリースされたStream-20201030より低くなっています。8.3の内容をフィックスする時期の問題かも知れません。

⇒【次回に続く】