Nexus 7で電子書籍を読む

今回、Nexus7を買った最大の目的の1つは電子書籍を読むことでした。読みたい時にすぐ入手できてしかもスペースを取らない電子書籍にはかねてから強い関心を持っていたのですが、電子書籍リーダーや電子書籍ストアが色々あり、調べる手間が面倒で選択の指針もわからずに今まで来てしまったのですが、今回、Nexus7を買おうという気になってから、急遽ネットで基本的な知識を得ておおよその見当を付けました。

http://denshi-shoseki.jp/iroha/ <- とてもわかりやすく書かれていて大変参考になりました

これまでAmazonでは、書店で入手できない書籍を何度も買ったり、Nexus Sも買っていて、洋書もここならほとんど入手できるという感触を持っていました。
Amazonの電子書籍はAmazonのデバイスであるKindleだけでなく、Andoridでも無料アプリ「Kindle for Android」をインストールすれば購入して読めることを知り、Nexus7を買うことにしました。

Nexus7を購入して、さっそくPlayストアから「Kindle for Android」をインストールし、Kindleストアから電子書籍を購入して読んでみました。
以下、その簡単な報告です。

1. Playストアから「Kindle for Android」をインストールします

  

2.「Kindle for Android」を起動し、 Kindleストアから電子書籍を購入します。以下、例です。
 (すでにAmazonにアカウントを持っていればそれが使えます。なければ登録します。)

 [Kindle Store] → [カテゴリを見る] → [Kindle洋書] → [Kindleストアを検索] → "chandler"で検索 → [The Long Good-bye (Kindle版)]

  

 [1-clickで今すぐ購入]

3. 青空文庫のAmazon無料本を入手する時は、[カテゴリを見る] → [無料本]、とします。

4. 青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)から直接ファイルをダウンロードし、Kindleの.mobi形式に変換して/sdcard/kindleディレクトリに置くと、Kindleのライブラリとして追加され、読めるようになります。(ファイルフォーマットの変換については次のブログ記事に書きます)

以上の手順で入手し、現在23冊がライブラリに入りました。
(日本の現代小説で電子書籍で読みたい本がたくさんあるのですが、まだほとんど電子化されていないようです。)
 

今、上のライブラリの画像を眺めて気がついたのですが、「蜘蛛の糸」、「セロ弾きのゴーシュ」と「The Old Man and the Sea」の青色の表紙がまったく同じです。「蜘蛛の糸」と「セロ弾きのゴーシュ」は次回にブログに書く予定のcalibreというツールを使って、自分で青空文庫のファイルを.mobiファイルに変換したものです。もしかするとAmazonの「The Old Man and the Sea」も calibre ?

自分で作成した.mobiファイルは/sdcard/kindleディレクトリに置けば良いのですが、Kindleストアから購入した電子書籍はどうやら /data/data/com.amazon.kindle あるいは /data/media/0/Android/data/com.amazon.kindle ディレクトリの下あたりに入るようです。しかし、そのデータ構造がどうなっているかは?です。

$ du -s /data/data/com.amazon.kindle /data/media/0/Android/data/com.amazon.kindle
16944	/data/data/com.amazon.kindle
68392	/data/media/0/Android/data/com.amazon.kindle

通しで読んだのはまだ短篇の1冊だけですが、(ブログを書くのに忙しい)、どうやら23冊のどの本にも挿絵は入っていないようです。ま、文学に絵はいらないわけですが。例えば丸山健二の「荒野の庭」とか、写真や絵、図の入った本が電子書籍でどうなるか、あれば近々購入してみようと思います。

Ernest Hemingwayの「A Farewell to Arms」(Penguin Books)の1ページ目は以下のような感じ。(操作ボタンを表示した状態。画面をタップすると消えます)

  

入手した23冊のうち、以下、有料の電子書籍14冊の購入価格の一覧です。参考に。

1. 宮沢賢治、銀河鉄道の夜 (角川文庫) [Kindle 版]¥ 420
2. Kobo Abe, The Ruined Map: translated by E.Dale Saunders (Vintage eBooks)[Kindle 版]¥ 1,117
3. Alexandre Dumas, The Count of Monte Cristo: translated by Luc Sante (bentley loft classics)[Kindle 版]¥ 158
4. Alexandre Dumas, The Count of Monte Cristo: introduction by Roger Celestin (PENGUIN)[Kindle 版]¥ 499
5. Dashiell Hammett, The Maltese Falcon (None) [Kindle 版]¥ 100
6. Raymond Chandler, Playback (PENGUIN) [Kindle 版]¥ 832
7. Raymond Chandler, Trouble Is My Business: (Vintage Books) [Kindle 版]¥ 756
8. Raymond Chandler, The Big Sleep (None) [Kindle 版]¥ 100
9. Raymond Chandler, Farewell, My Lovely (None) [Kindle 版]¥ 100
10. Raymond Chandler, The Long Good-bye (PENGUIN) [Kindle 版]¥ 832
11. Ernest Hemingway, The Snows of Kilimanjaro and Other Stories (SCRIBNER)[Kindle 版]¥ 756
12. Ernest Hemingway, A Farewell to Arms (None) [Kindle 版]¥ 100
13. Ernest Hemingway, The Old Man and the Sea (None)[Kindle 版]¥ 100
14. Ernest Hemingway, Nick Adams Stories (SCRIBNER)[Kindle 版]¥ 809



括弧()内が出版社名です。出版社名が入っている本には解説がついています。出版社名がない本はすべて100円のようです。著作権の期限が過ぎた本をおそらくAmazonが直接電子書籍化したものと思われます。青空文庫のAmazon版(こちらは0円ですが)のようなものかも知れません。ただし、ほとんどの本に簡単な目次が付いています。
3.と4.の「The Count of Monte Cristo」はいずれもフランス語から英語に翻訳された抄本です。原書は大長編で抄本でも長編です。日本語版は完訳された文庫本があるはずです。3.と4では出版社が違います。4.は翻訳者名が入っていませんが、違う翻訳者かも知れません。試しに2種類買ってみました。
2. の「The Ruined Map」は安部公房の「燃え尽きた地図」の英訳版です。これが14冊の中では一番高かった。
14冊の合計は、6,679円でした。