石の意図

 電車での移動があったので、その薄さから日本棋院の『新ポケット 手筋200』を携帯していた。

 普段、『新ポケット 手筋200』では、「第1章 手筋との出会い(5~8級) 基本的な図で肩慣らし」を解くくらいだったのだが、しおりを挟み忘れていたため、どこから続けるのかわからなくなったので、適当にページを開いて解き始めた。

 すると 「なんだこりゃ~」 な問題にあたってしまった。
 
 
 開いたページは、「第3章 手筋を身につける(1~3級) これだけ分かれば自信がつく」だった。 (著作権に抵触したくないため、どの問題なのかココに書けないのが残念)
 
 それで、第1章と第3章とで何が違うのか考えてみた。 もちろん解説を見ながら。

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〔第1章〕
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 いきなり手筋を使って決める問題が大半。もちろん先手で決める。

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〔第3章〕
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 まず、手筋を使う前に利かしを打って、自分の欲しいところに
 石を準備して、さらに先手を取り、そして手筋を決める問題。

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 とまぁ、下準備を上手く出来るかどうか問われている点が、違っているようだ。
 
 
 こういう事を当たり前のようにやっている人が沢山いるから、Ikenagaは中盤の戦いで勝てないのだ、ということを悟った気がする。
 
 それにしても、こういう風な考え方というか、どういう意図で打っているのか、もう少し初級者にも分かるように書いた解説本が欲しいものだ。

 とはいっても 「分かっている人には、分からない人の気持ちが、分からない」 という皮肉っぽいジレンマに陥り易いので、なかなかそういう本には出会えないのも事実。
 
 ということで、自分で気付いていくしかない。 それもコツコツと。
 
 
追伸:こういう手筋や詰碁の問題集を見ると、渋谷の囲碁教室で石倉先生に「簡単な問題集を何度も繰り返すのが良い」と言われていたことを思い出す。

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